ワタシはナニモノ①

小動物の繁殖記事を書いた事で、会員さまから「会長の自己紹介ページ」を望むお声を頂きまして・・・小っ恥ずかしさが先立ちましたが、よく考えて見たら「ワタシがナニモノ」なのかがまるで記載されていないんですね。ワタシの経緯を記載する事で会員数の伸び悩みが解消されるのではないかと言う会員さまのお声にも勇気をもらい、書かせていただく事にしました。

とは言ったものの、何をどう書いたら良いのか・・・。


子供の頃の私は、兎にも角にもイヌが好きでした。

イヌ好きだった祖父が見せてくれた、掌に乗せた生まれたての子犬。その感動と衝撃が、今も記憶として残っています。その記憶が、私に残る最も幼い日の記憶かもしれません。

幼少期は当時流行りのスピッツが居ましたが、今のように室内飼いではなく、庭先の番犬でした。それでもフワフワな純白の毛と真っ黒な瞳が、幼い私を癒してくれていました。ところがある日、保育園から帰宅すると定位置にスピッツが居ません。両親は、誰かに連れ去られたのではないかと推測し貼り紙も作ってくれましたが、私はこの日からイヌの居ない生活を送る事になります。

事ある毎にイヌが欲しいと言い続けましたが、当時忙しかった両親が首を縦に振ってくれる事はありませんでした。

「犬は散歩が大変だから、鳥なら・・・」と、生き物との暮らしを提案され、文鳥やインコを飼いました。手乗りになった鳥は、呼べば飛んで来て私の耳元で囁いてくれました。でも、私の心は満たされませんでした。

そんな私も中学生になり、まだ幼い妹をオヤツで買収する技を覚えます。

2人で両親に懇願し、ついに室内犬がやって来た時には緊張して眠れなかった事を覚えています。

そしてここから、私の《イヌ探求》が始まります。


イヌの話については、後々別のタイトルでお話しさせて頂きますね。


              =続=

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