小動物の預かりサービスを始めるにあたり

日頃から多くの問い合わせを頂いていた小動物の預かりサービスについて悩んだ結果、会員のみのサービスとして始める事にしました。

ただ・・・。小動物はイヌネコと異なり突然死が起こりやすい動物です。その背景には、捕食される動物たちは【体調の変化を表面に出す事は死を覚悟せざるを得ない時である】事が生得的行動として組み込まれているからです。

30年以上に亘り小動物に関わり続けてきた私が、頑なに小動物の預かりをしなかった理由はそこにあります。

【預かった時と同じ状態でお返しする事が、プロの技術であり使命である】と掲げたモットーが、イヌ専門の預かり施設を立ち上げた時からの信念です。

表面的に誰にでも出来る事こそ真意は掴み難く、極めるのは至難の業であると思うのですが、表面だけを見て判断する人が増え、私のような考えは今や古臭いのかもしれません。

それでも、動物を預かると言う事は命を預かる事になります。と同時に、その子の心もお預かりします。

1日あたり500円や1000円でお預かりした動物に、果たしてどれだけの手間を割けるでしょうか?とても担当スタッフをつけられる価格であるとは思えません。

30年前、初めてペット業界に飛び込み【イヌのために】新しいサービスを作り、イヌの安全と飼い主の安心を守るべく、今日まで駆け抜けてきました。当時のペットホテルは激安でしたが、繁忙期はバックヤードで段ボールに入れられている事も多く悲惨でした。お迎えに来る直前にトリミングをすれば、どんなに汚れても綺麗に仕上げてお返しする事が出来るからです。その現実を知った時、ホテルと言う名の牢獄だと怒りに震えました。家族であるイヌたちにそんな所には絶対に預けないと誓いました。その現状を変えたくて、イヌにとって真のホテルとは・・・を考え抜きました。結果、設定料金は当時の一般的なホテルと大差がつき、軌道に乗せるにも長い長い時間がかかりましたが、多くの方に支えて頂き現在に至ります。その理由は下記です。

①24時間、何時からでもお預け可能

②感染症以外、利用条件なし

③離乳前の子犬〜寝たきりの老犬まで年齢制限なし

④ご自宅でも出先でもご指定の場所に送迎可能

⑤24時間有人

⑥ほぼケージレス

30年経った現在でも、この条件を超えられるイヌのホテルには出会った事がありません。

現在、横浜で営業している【癒育園】(登録番号/82-0400)は、自宅での上記預かり【ばふばふ】(登録番号/19東京都保第002816)をより多くの方々に使って頂けるように料金を抑えた分条件をプラスしたサービスです。

話はだいぶ外れてしまったので小動物の預かりに戻しますが、先ずは草食と雑食の小動物からスタートするつもりです。鳥やその他の動物についてはご相談下さい。

【ご利用条件】

24登録証をお持ちの小動物に限ります。

【ご利用料金】

1日5000円

【預かりの場所】

会長の自宅でもある24本部

※感染症対策のためサッちゃん'ちの動物たちとは別室になります※

【利用にあたり】

・お預かりの期日を経過したまま連絡が取れなくなってしまった場合、動物の処遇は一任させて頂いたものとします。

・お預かり中に医師の診察が必要になった場合、かかった実費は請求させて頂きます。

・お預かり中の不測の事態については免責事項とさせて頂きます。

 ※上記三項を締結していただきますので、ご熟読下さい※


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